田村参院議員、民主会派入り(時事通信)

プリウス所有者困惑 「対応遅い」不満も(産経新聞)

 トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が9日、リコールされたのを受け、販売店やユーザーは対応に追われた。「環境にいい」と導入した自治体やタクシー会社の中には使用を一時中止する所も。運転に不具合は少なく、比較的冷静だったが、トヨタの「後手後手の対応」への不満も漏れた。

 東京都三鷹市は昨年6月、市長公用車を新型プリウスに切り替えた。「不具合もなく、代替車がないため使い続けているが…」と、担当者は情報不足にいらだちを募らせる。

 横浜市港北区と栄区は先月、プリウスのプラグインHVを1台ずつ導入したばかり。燃費のいいHVを使うことで環境重視の姿勢をアピールしたが、「万一を考え」8日から使用を自粛。リコールについて港北区の担当者は「環境にやさしいということで導入したのに残念。改修して使用を再開したい」と話す。

 環境問題の旗振り役の環境省では、リース使用しているプリウスのプラグインHV2台がリコール対象に。会計課の担当者は「リース会社に対応を聞いてみなければ」。新型プリウスを5台所有する宮崎県都城市の都城自動車学校は「教習で不具合はなかった」(担当者)が、7日から使用を中止した。

 長崎市のタクシー会社「光(ひかり)日光グループ」も昨年5月以降、新型プリウスを順次導入。現在96台のうち12台がリコール対象の新型だ。走行音が静かで、プリウスを指名する常連もいるほど好評だったが、8日夜に新型12台の使用を中止。車のやりくりに追われている。

 「減車で1日当たり30万円ほど売り上げが減る可能性がある。打撃は大きい」と同社担当者。「早くリコールしてくれればよかったのに。トヨタの対応はあまりに遅すぎる」と批判する。

 一方、新型プリウスに乗っている東京都内の主婦(58)は「ブレーキの感覚は車によって違うと思っていたので、気にはならなかった。販売店から修理すると電話があったが、『最後でいいですよ』と答えた」と冷静な反応だ。

 販売会社の東京トヨペット(東京都港区)では、社員らが10日の本格改修スタートに備え、ユーザーへの電話連絡に追われた。広報担当者は「お客さまの安全を第一に、迅速に対応していきたい」と話している。

緊急保証、医療機関や介護事業も利用可能に―経産省(医療介護CBニュース)
元教諭、わいせつ行為認める(産経新聞)
龍馬伝にも登場、弥太郎・母「へそくりつぼ」発見(読売新聞)
<五輪モーグル>「4年後も」8位村田、満面の笑み(毎日新聞)
栃木県庁でガソリン持った男逮捕(産経新聞)

藤川市議、進次郎氏が自民新プロジェクトの「応援隊」(スポーツ報知)

 自民党は5日、青年局・女性局による新プロジェクト「JIMIN NEXT」をスタートさせると発表した。女性局長の丸川珠代参院議員(39)ら、女性や若手が週末に地方へ出かけ、街頭演説やミニ集会、居酒屋トークなどを通して自民党の再生を目指す。

 1月24日の党大会でアピール文を読み上げた「美人過ぎる市議」こと藤川優里八戸市議(29)、小泉進次郎衆院議員(28)ら6人は、活動の「応援隊」に任命された。現在日程を調整中だが、積極的に地方での活動に参加していく見込みという。藤川氏は参院選に比例代表で出馬が濃厚で、全国を行脚すればさっそくの始動とも言えそうだ。


 【関連記事】
藤川優里氏「出馬は?」に笑顔で無言…自民党大会
進次郎氏、美人すぎる藤川市議に猛アタック!「心強い」…自民党大会
美人すぎる市議、映像で八戸をPR
進次郎氏、貴理事当選に“感動”
丸川珠代 参院議員 藤川優里 を調べる

日韓外相、北核問題で連携確認(産経新聞)
足利事件無罪論告、検察が菅家さんに謝罪(読売新聞)
大阪法務局職員が妻を絞殺 無理心中図り義母の首も絞める(産経新聞)
さっぽろ雪まつり 週末を迎え観光客や市民でにぎわう(毎日新聞)
不安解消ならず=具体策乏しく、逆効果の声も−トヨタ社長会見(時事通信)

雅子さま「良くなられた」…東宮職医師団(読売新聞)

 適応障害で療養が続く皇太子妃雅子さまの病状について、東宮職医師団は5日、見解を発表した。

 見解は最近の状況について、「ストレスを感じ悩まれることがあっても、比較的早く立ち直れるようになっている」と説明。長い目で見ると大きく改善したが、公務などの活動の幅を広げるにはさらに時間が必要とし、外国への公式訪問については「負担が大きい」と否定的な考えを示した。

 現在の医師団は2004年6月に治療を開始した。見解は「(当時とは)較(くら)べられないほど良くなられた」と評価する一方、今後公務を増やすことには、「過分の負担とならないよう配慮が必要」と慎重な姿勢を示した。

 「今後の展望」の中では、回復に向けたカギとして、「十分時間をかけ、ライフワークとなり得る活動を見つけることに力を注いでいただきたい」とし、私的な海外訪問であれば「治療の面からも効果的」とした。

 雅子さまは03年12月に帯状疱疹(ほうしん)を発症。04年、「ストレスを主因とする適応障害」と診断され、以来、長期療養が続いている。

<JAL>ドラえもんジェット まもなく完成(毎日新聞)
小沢氏を「嫌疑不十分」で不起訴に 刑事責任追及は困難と判断(産経新聞)
首相動静(2月7日)(時事通信)
<山梨殺人>新聞販売店員殺害容疑 知人の男を指名手配(毎日新聞)
<旭川冬まつり>無念の開幕日 雪だるま49個破壊される(毎日新聞)

<新日鉄名古屋>高アルカリ水漏出の疑いで家宅捜索(毎日新聞)

 新日本製鉄名古屋製鉄所(愛知県東海市)の敷地内から基準を上回る高アルカリ水が名古屋港に漏出した疑いが強まったとして、名古屋海上保安部は8日午前、水質汚濁防止法違反容疑で同製鉄所に家宅捜索に入った。関係者から事情を聴くと共に、押収した資料から排水データなどを分析し、容疑の裏付けを進める。また愛知県警も午後、立ち入り調査する。

 同保安部や県水地盤環境課によると、監視取締艇が巡視警戒していた1月18日、同製鉄所西側の護岸ブロックの割れ目2カ所から汚水とみられる白濁水が漏出しているのを発見。同19日、漏水の水素イオン濃度(pH)を調べたところ、同法で定めている排出基準値(5〜9)を上回る約12の高アルカリ性と判明した。

 護岸ブロックには同製鉄所から水を排出する排水管などはないが、割れ目からは1日約5立方メートルの汚水が漏出していた。

 現時点では海洋環境などに影響はないという。

 同課や同製鉄所によると、護岸ブロック付近の敷地内には石炭、その周辺に製鉄過程で出る鉄鋼スラグや鉱石が積んであり、これらが雨水などと混ざってアルカリ化した水が漏れた可能性もある。1月中旬の同製鉄所の定期点検では、ブロックの一部が割れていることは確認したが、漏水はなかったという。県は2月3日に調査に入り、応急措置として亀裂部分をモルタルで覆うよう指導した。同課は「石炭だけで今回の強アルカリ排水が出たとは考えにくい」と話している。

 遠藤悟・同製鉄所総務グループリーダーは「深くおわびする。捜査には全面的に協力する」と話している。【中村かさね、月足寛樹】

【関連ニュース】
鉄鋼大手労組:ベア要求見送り
新日鉄:インドの製鉄会社と合弁会社を設立
新日鉄:7年ぶり赤字に…3月期予想
訃報:細木繁郎さん88歳=元新日本製鉄副社長
鉄鋼スラグ:沿岸に埋め藻場再生 CO2吸収に効果

自転車で女性つけ脇腹触る…救急隊員「魔がさした」(読売新聞)
<節分>「福は内、福は内」成田山新勝寺 朝青龍は欠席(毎日新聞)
まだら模様の冥王星=ハッブル望遠鏡が撮影−NASA(時事通信)
バレエ 15歳・佐々木さん3位に入賞…ローザンヌ国際(毎日新聞)
検挙水準落とさず可視化を=有識者研究会が初会議(時事通信)

<露ヘリ銃撃>北海道の漁船を強制捜査へ 区域外操業の疑い(毎日新聞)

 北海道羅臼町の羅臼漁協所属の漁船2隻がロシア国境警備隊のヘリコプターから銃撃された事件で、第1管区海上保安本部が道海面漁業調整規則違反(区域外操業)などの疑いで捜査を始めたことが、海保関係者への取材で分かった。漁船の位置情報を示す衛星通信漁船管理システム(VMS)の送信切断については知事が出す安全操業の許可証に記載されている制限条件に違反している疑いがあり、早ければ一両日中にも強制捜査に踏み切る可能性が出てきた。

 これまでの1管や道の検査によると、1月29日の銃撃前、2隻からは約4時間半にわたってVMSの送信が途絶えていた。許可証は出港から入港までの間にVMSの位置情報通信機の常時作動を義務付けており、意図的に電源を切れば違反になる。1管などは区域外操業を隠すために切っていた可能性があるとみている。

 1管などは全船の1月29日のVMSデータを回収して解析を進めている。【本間浩昭、坂井友子】

【関連ニュース】
漁船銃撃:衛星位置情報が途絶 2隻、故意に切断の疑い
漁船銃撃:被弾の2隻、弾痕を隠す 事実を隠ぺいか
漁船銃撃:漁船が立ち入り禁止区域入り…ロシア側が反論
北海道漁船銃撃:露外務省に抗議
国後沖:露ヘリが日本漁船に照明弾

広範囲でFOMA不具合 800万人に影響か 復旧は6日未明(産経新聞)
鳩山首相「小沢幹事長は説明責任を果たした」 陸山会の政治資金規正法違反事件で(産経新聞)
<火災>住宅の一部焼け、82歳遺体を発見 千葉・船橋(毎日新聞)
<雑記帳>堂島薬師堂節分お水汲み祭りに2万人 大阪(毎日新聞)
<大雪>山形で267センチ 新潟235センチ(毎日新聞)

「12人大家族」自宅全焼も父強し!翌朝も新聞配達(スポーツ報知)

 テレビでおなじみ「12人大家族」の自宅が全焼も、全員無事!! 1日午後8時すぎ、熊本県宇土市の新聞配達員・岸英治さん(55)方から出火、木造2階建て住宅約100平方メートルが全焼した。出火当時、妻・信子さん(54)と7人の子供が自宅にいたが、全員が逃げて無事だった。岸さんには8〜25歳までの7男3女がおり、12人の大家族。夫妻が子育てに奮闘する様子がテレビや新聞などに度々、紹介されている。

 妻・信子さんによると、1日午後8時すぎ、信子さんと子供6人が居間で夕食中、仕事を終えて帰宅した次男(24)が台所でトンカツを揚げようとしたという。ところが、居間での話に夢中になり、火を付けたまま、ガスレンジから離れてしまった。異変に気付くことができたのは、急にブレーカーが落ち、家中の電気が消えたため。三男が確認すると、油から発火し、すでに燃え上がっていた。玄関が失火場所とは反対方向にあったことも幸いし、8人全員が火が広がる前に逃げて無事だった。夫・英治さんは新聞の集金に出て不在で、ほかの子供3人も外出中だった。

 木造で築70年の家をなくした岸家は、宇土市の紹介で近日中に市営住宅へ引っ越す予定だが、火災保険に加入していたため、建て直しが可能だという。「土地は残っているので、家を建て直すつもりです。次は火災に強い鉄筋? そうなると思います」と前向きに話した英治さんは、自宅が燃えた直後の2日早朝も仕事を休むことなく、火事の記事が掲載された新聞を配達した。

 信子さんは「アルバムや本など全部燃えてしまったけど、一番大切な家族がみんな残った。思い出ならこれから作ればいい。私たちは、すこぶる元気です」と7男3女を生み育てた母らしく、気丈に語った。燃え上がる家を見て号泣した子供たちも、食べ物や衣類を届けてくれた友人の優しさに触れ、うれし涙を流した。「11人目? それはコウノトリさんにお任せしますよ」と信子さん。大家族のストーリーはまだまだ続きそうだ。

 ◆熊本の7男3女 ○…英治さんと信子さんは、熊本市内の教会で知り合い、1983年に結婚。翌84年に長男が誕生し、01年までに7男3女を授かる。英治さんは99年に勤めていた会社が倒産した後、朝は新聞配達、昼間は市長の運転手、夜は魚屋のアルバイトなどで一家を支えた。現在は、子供のうち4人が社会人となり、家計を助ける。

 子供が7、8人になったころから、夫妻の子育てがテレビ番組や新聞などで取り上げられ「話題の人」となった。専業主婦の信子さんは、主に九州地区で講演活動を行うほか、地元・熊本県民テレビのホームページでコラム「信子かあさんのきょうの絵日記」を担当している。

首相動静(2月5日)(時事通信)
2分40秒の早業、宝石店から貴金属300点盗む(読売新聞)
土壁塗りに小学生挑戦 練馬区立池淵史跡公園(産経新聞)
<不動産仲介会社>わいせつDVD店入居させ逮捕 警視庁(毎日新聞)
<首都圏連続不審死>すりこぎから睡眠薬 つぶして混ぜる?(毎日新聞)

明治神宮で話題のパワースポット「清正井」の秘密に迫る 行列は5時間待ち!?(産経新聞)

【都市伝説を追う】

 東京都渋谷区の明治神宮の一角にある“清正井(きよまさのいど)”が、にわかに話題となっている。「井戸の写真を携帯電話の待ち受け画面にすると運気が上がるパワースポット」とされているらしく、連日のように長蛇の列ができているという。運気と待ち受け画面に何の関係が? そしていったい誰が言い出したのか? 話題の真相を探ってみた。(奥村清史)

■清正井の知名度、66%!?

 清正井をネットで検索すると、13万件ものヒットがあった。いくつかのサイトを読んでみると、清正井は占いに興味のある人たちの間では以前から知られていた場所らしい。ただ、日付の新しいものには、「芸能人もブログで紹介している…」「年末のテレビ番組で…」という書き込みが目立っていた。

 自分自身が知らなかったこともあり、まずは清正井の知名度を調査してみた。

 明治神宮に近いJR原宿駅前を歩く男女35組50人に話を聞いたところ、清正井を「知っている」と答えたのは33人、「知らない」は17人だった。ご当地だけあって、66%の知名度。ちなみに「行ったことがある」人は3人で、うち「今日行った」人はわずかに1人だった。

■北海道から来たのに…

 神奈川県在住で原宿の服飾店に勤務する女性(23)は、清正井が人気だと最近ネットで知ったそうで、「もう少し落ち着いたら行ってみようかな。もちろん恋愛祈願!」と興味津津。一方、福岡県から遊びに来たという女子大生グループの1人(21)は、「待ち受けに井戸? キモ〜い!」と全く知らな様子だった。

 「昼に着いたのに、閉苑までに間に合わないといわれた。5時間待ちとは…」と肩を落とすのは、年末のテレビ番組で清正井のことを知り、北海道から来たという男性会社員(36)。

 清正井がある御苑の開苑時間内(午前9時〜午後4時)に参拝するには、相当早く並ばないといけないようだ。埼玉県で工務店を営む男性(40)は、8時半から3時間並んでようやくお参りできたという。「厄年なんで、職場での安全をお祈りした」そうで、清正井が映る携帯の待ち受け画面をうれしそうに見せてくれた。

■話題の清正井へ

 「『清正井』は今から入苑しても日没となりご覧いただけません。改めてお越し下さい」−。時刻は午後2時。明治神宮御苑の入り口には、早くもこんな立札が…。残念そうに引き返す人たちが後を絶たなかった。

 広報担当者に先導され、いよいよ目的の場所へ。苑内の小道を5分ほど歩くと、行列の最後尾が見えてきた。

 明治神宮の閉門まで残り30分という時間帯だが、約150人が携帯電話を片手に待っていた。居並ぶ人たちからの冷たい視線に耐えながら先に進むと、行列の先端、行き止まりとなったその場所に話題の清正井はあった。

 石垣に囲まれた小さな池の底に直径86cmのおけが沈められ、そこから水がわき出ている。参拝者は1人ずつこの井戸の前に立ち、手を合わせてお参りした後、携帯電話で写真を撮って帰っていった。

■由緒正しい明治神宮

 「参拝に来られた方の思いを一番大切にしたい」と話すのは、明治神宮広報調査課の福徳美樹さん。「神宮全体が神域。たまたま今は、清正井が象徴的に取り上げられているのだと思う。清正井という“泉”だけでなく、神宮の“森”の厳かさも感じていただければ」。

 明治神宮は、大正9年11月1日、現在の御苑の地に鎮座・創建された。御苑は、明治天皇が何度もお出掛けして歌にも詠み、昭憲皇太后もアヤメを見にご旅行されたという両御祭神ゆかりの地。落葉樹の多い古くからの森だった御苑の周囲に、全国から献木された常緑樹が植えられ、今に残る境内が造営された。

 そんな御苑の北端にあるのが、清正井だ。かつてこの地に熊本藩主加藤家の別邸があったことから、土木の神様といわれた加藤清正にちなんでこの名が付いたようだ。

 自然の湧水で、同じ御苑内にある“南池(ナンチ)”の水源でもある。清正井や南池を含む御苑は風水的にもいい場所だと昔から言われおり、明治神宮自体がそうした運気の高い場所に作られたそうだ。

■うわさの発信源は?

 広報の福徳さんの話では「行列ができ始めたのは、昨年12月25日から」。前日の24日に放送されたテレビ番組が引き金だった。

 確認すると、手相芸人の島田秀平さん(32)が番組中、清正井の御利益について力説していたことが分かり、早速本人に話を聞いてみた。

 「数年前から、手相を見せていただいた有名人の方たちに『清正井に行くと運気が上がる』と勧めまくっていたんです」。やはり、島田さんがうわさの発信源だった。当の島田さんは、4〜5年前に占いの師匠である“原宿の母”やスピリチュアル・カウンセラーの江原啓之さんから、清正井の“パワーの秘密”を教えられた。

 何でも、明治神宮は富士山から出た気が流れる“龍脈”上にあるらしく、自然の湧水である清正井には特に気が集まっているそうだ。

 清正井がブレークした理由は他にもあった。

 “待ち受け画面”だ。「清正井の写真を携帯電話の待ち受け画面に…」と広めたのも島田さん本人。「携帯の待ち受け画面は誰でも頻繁に見るところ。そこに清正井の写真があれば、願い事やお参りしたときの気持ちを忘れないはず。そう思ってみんなに勧めてみた」そうだ。「ただ、パワースポットや神社仏閣にお参りするだけではダメで、そうなりたいと願いつつ努力することも大事。願いがかなったと思えるかどうかは、それぞれの気持ち次第です」と、占い師としてのアドバイスを忘れなかった。

■明るく魅惑的な「パワースポット」

 「清正井に行列」という現象について、専門家に話を聞いた。

 東亜大学人間科学部の具志堅伸隆・専任講師(社会心理学)によると、「人間には超自然的な力を認めて、それとかかわっていこうとする素朴な欲求がある」そうだ。また、「パワースポットといったカタカナ語は、霊や呪術(じゅじゅつ)などと違って明るく魅惑的なニュアンスがあり、多くの人に受け入れられやすい」と分析する。

 清正井が“パワースポット”として紹介されたことにも、人気の秘密が隠されていたようだ。

【関連記事】
路上パソコン族「ストリートコンピューティング」を探し出せ!
“エロ面白い”女子にウケる「昭和のエロス」
オリコンチャート、売り上げ数千枚でトップ10入り?
押尾事件の舞台も? “事故物件”紹介する不動産サイト 
“ラブプラス連れ”でデートする男子は実在するか?

小沢幹事長の続投、首相が意向表明(読売新聞)
中学受験 本格シーズン 受験者数過去最高更新する勢い(毎日新聞)
足湯いいね〜 ほっこり観戦 大阪国際女子マラソン(産経新聞)
触った相手は女性警官、痴漢容疑で現行犯逮捕(読売新聞)
長野で盗まれた腕時計も=香港で起訴の男ら所持−警察当局(時事通信)

フランス 本場もうなる「神の雫」 著名ソムリエ高い評価(毎日新聞)

 ワインをテーマにした漫画「神の雫(しずく)」が、フランスで高い評価を得ている。1月、代表的ワイン専門誌の最高賞に原作者と作画家が、日本人で初めて選ばれた。昨夏も仏料理本のアカデミー賞とされるグルマン世界料理本大賞の最高位「殿堂」に輝いている。長いワイン文化を誇る本国でなぜウケているのか?【鈴木梢、パリ福原直樹】

 「神の雫」は04年に漫画雑誌「モーニング」(講談社)で連載が始まり、23巻で国内累計約400万部を発行する。12本の優れたワイン「12使徒」と、その頂点に立つ1本「神の雫」を探す話で、09年にはテレビドラマ化もされた。

 パリの大手書店の「MANGA」コーナーにも必ず「神の雫」はある。講談社によると仏語版は08年以降、55万部を発行。1月には11巻目が発売された。

 仏有力紙「リベラシオン」(09年3月29日付電子版)は、「MANGAの中にワインが」の見出しで、「神の雫」を紹介。「発売後、すぐにネットでファンのサイトが作られた」と指摘した。

 仏の著名ソムリエ、フィリップ・ブルギニョン氏(経歴25年)は同紙にこうコメントした。「我々は、ワインの『語り手』(教育者)としては必ずしも優れているわけではない。この漫画は視点が予想外のものだ。感動するような詳しさがある。我々専門家が、知らず知らずのうちに行っているワインに対するしぐさを、じっくり観察し、丹念に描き出している」

 原作は亜樹直(あぎ・ただし)氏で、作画はオキモト・シュウ氏。亜樹直はユニット名で、姉弟の2人で物語を書く。ソムリエの資格は取らず、飲む専門の「ノムリエ」を自称。漫画に登場するのは仏ワインが多く、姉弟が飲んだ銘柄のみ登場する。マンションの1室を専用保存庫とし、数千本のストックがある。姉弟は「仏ワインは複雑で奥行きがある。イメージが駆り立てられ絵と言葉で伝える漫画文化に近い」と話す。

 「神の雫」は想像力豊かな独特の表現が特徴だ。例えば仏ボルドー地方の赤ワインがもつ大地の力強さを、農夫婦が畑で鐘の音に合わせて祈る仏画家ミレーの絵「晩鐘」に例えた。別のボルドー・ワインは、「とろけるような甘みとキュンとくる酸味」を英ロックバンド「クイーン」の音楽になぞらえ、味や香りのイメージを伝えようとしている。

 姉弟は「ワインを芸術作品に例えたのも、フランス人に受け入れられた理由の一つだろう。フランスでは古くから浮世絵が評価され、日本でも仏料理が好まれている。感性が近い」と分析する。

 日本でのワインを含む果実酒の消費は、国税庁のまとめでは、98年度の約29万キロリットルをピークに減少傾向で、08年度は約22万キロリットル。だが漫画の人気はワイン市場を刺激する。

 流通業界では「神の雫に登場したワインが1週間で完売した」との逸話もある。「神の雫登場ワイン」をネット販売する「京橋ワインリカーショップ」は「読者の問い合わせをきっかけに宣伝を始めたがすごい売れ行き。ワイン初心者も多く、愛好家のすそ野が広がれば」と期待する。

【関連ニュース】
ニッポン号:世界一周70周年記念 発見!日本ワイン 参加者、味や香り満喫 /東京
世界の雑記帳:英資産家のバークレー兄弟、サーク島でワイン製造へ
酒:秋田ならではの商品発売(その2止) 「さくらワイン」 /秋田
さくらワイン:リニューアル サクラの抽出酵母と北東北の山ブドウ /岩手
さくらワイン:あす発売 /青森

保守勢力を集結 大衆組織設立へ(産経新聞)
雑記帳 「逆チョコ」はいかが(毎日新聞)
津市長に松田氏が再選(時事通信)
鳩山首相 幸夫人、賞品の宝石類を寄付(毎日新聞)
「必要生じれば説明を」=小沢氏問題で鳩山首相(時事通信)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。