<掘り出しニュース>県庁トイレに広告いかが? 栃木県が苦肉の策(毎日新聞)

 【栃木】県庁舎の男性用トイレに広告を出してみませんか−−。財政健全化に取り組む県は、不況で大幅な税収減が予想される中、男性用トイレ内に掲載する広告の募集を始めた。「少しでも歳入を確保したい」(県管財課)という苦肉の策だが、興味を示す企業は現れるか−−。

 県は財源不足を補うため、昨年1月から本館1階の県民ロビー内、15階の展望ロビー内、エレベーター内の計24枠で、広告の掲載を始めた。多数の企業から応募があり、倍率は平均3・5倍。広告掲載料として、年間264万円の収入があった。

 今回は1階と15階の男性用トイレ内の16枠を合わせ、計40枠で募集する。トイレ内の広告掲載は福田富一知事のアイデアで、県管財課は「全国でも初めての試みでは」と話す。便器の前に立った際、目の高さに広告がくるように枠を設置した。

 掲載料は県民ロビー内が1万5000円、展望ロビー内が1万円、エレベーター内が5000円、トイレ内が1250円(いずれも月額)。掲載期間は4月1日〜来年3月31日。1カ月単位で申し込むこともできるが、応募多数の場合は掲載期間が長い方が優先となる。申し込みは2月19日午後5時まで。問い合わせは同課(電話028・623・2075)。【戸上文恵】

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